>

« 名古屋・矢場とん本店 | トップページ | 緊急乙女通信【目黒線・急行運転開始】 »

June 27, 2006

待っても春などくるもんか【はるゑさん海外発券に挑戦の巻】

私の海外発券に刺激され、はるゑさんから「バンコクでどうやったらチケットが買えるのか教えて!」というメールが。早速『海外発券について考える女の会』を開催。
煙立ちこめる新宿のロイホは雨宿りの若いつがいの男女とマルチ商法の話をするグループでごった返していたけれど。100メートル先からでもわかりそうなオレンジと茶色のまだら模様の衣装に身を包んだはるゑさんは明らかに違和感ムンムン。
話は予定調和的に脱線し
「男の言葉なんて全部嘘!『奥さんと別れる』の言葉を信じて25年間人生を捧げたあげくがこのざまよ!」
「女は売れるときに売っておかないと後は何をやっても一人!腹をくくって一人で老後を過ごす準備を始めるしかない!」
とはるゑ節が炸裂。はるゑの咆哮に空も応えて雷が。嵐が。←実話。
はるゑさんのテンションが上がるに従って周りのカップルのテンションが急降下というか青菜に塩。話を元に戻して、海外発券の最初段階では片道入国する必要があるので注意が必要という話になると。
「そうよね。私も昔アメリカに片道航空券で入国しようとしたら別室で尋問されたわ!」とすてきなお言葉が。
どう切り抜けたのか訪ねると「残高証明で2万銀行に入ってるっていって通してもらったわよ」とのお言葉が。単位はUSドル?
「イギリスポンド!」
ありがとうございました。なんだか桁違っているのではないかと思いますがそういうところをつっこむレベルの話ではありませんね。「結局世の中最後は金か暴力で生き延びるしかない。人間は裏切るから」という結論に達したのを聞いて周囲のマルチ商法の人々が真っ暗な気持ちになった模様。
その後「ところで、私がバンコクから旅行を始めたらどこかで合流しましょうよ。どこで合流する?シンガポール?ロサンゼルス?日本?」となんだか縮尺の間違っているお誘いで無差別にとどめを刺したのでした。
その後、日を改めて渋谷で第二ラウンド。ユナイテッド航空のマイレージは年間に25000マイル乗ると「プレミア(Premier)」と呼ばれてレベルが上がり、マイルにボーナスがついたりビジネスカウンターでチェックインができるという事を知ると「私もプレミアム(Premium)になる!」と意気軒昂。【二回ほど修正したけど結局はるゑさんの脳内ではPremiumという事に】どうしたら年間に25000マイルを消化できるかといそいそと大学ノートに鉛筆でプランを書き込むはるゑさん。

雨上がりの日曜日、表参道のカフェにてバンコク行きの特典航空券をとりましょうという話になったその瞬間。カフェのお姉さんが私たちのテーブルにハンドベルをコトリとおいて。
「これからここを新郎と新婦が通りますので良かったらこの鐘で祝福してあげてください。」
一瞬の逡巡の後、私たちは。
「ごめんなさい。これから用事があるので‥」と拒絶。
幸せそうな新郎新婦を背にして「バンコクまでセーバー特典大人一枚!とにかく1月中にとれればいつでもいいです!」と携帯相手に声を張り上げるはるゑさん。その甲斐あってか、なかなかとれない「セーバー特典(標準のマイル数の半分で航空券がもらえる特典」をゲットできたのでした。
「やっぱり、結局は自分でいろいろあがいてみないと何も手に入らないのよね!」
私もそう思います。
確かに私たちは馬鹿かもしれません。こういう生き方は多大にエネルギーの無駄遣いだと思います。
だけど、人に頼らずに自分自身の力で生きていかざるを得ないジャングルに放り出されたら。
強くなるしかないんです。強くなりたくなくても強くなっちゃうんです。目の前に障害物があったら金属バットで撲殺してでも排除するしかないんです。
安全地帯からの気休めの言葉にすがれるほど聡くもないし、自分の人生を俯瞰出来るほど悟ってもいないから。かっこわるくてもしぶとくあがいていかないと。ね。

【BGMは中島みゆきの「北の国の習い」で】

|

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/76055/10701156

この記事へのトラックバック一覧です: 待っても春などくるもんか【はるゑさん海外発券に挑戦の巻】:

コメント

コメントを書く
内容確認のため掲載に時間がかかります:私の気にくわないコメントは掲載されません)